Welcome:ぴのきお工房

様々な種類の小さな犬が、お客様のお出迎え。


 

ぴのきお工房は粘土作家の きのしたあや が制作する「犬」をモチーフにしたアート作品を展示するギャラリーとして、2007年にスタートしました。
伊豆高原の工房に訪れて下さるお客様やワンちゃん達との出会いをきっかけに、作品の犬種数は現在では“200犬種以上”になりました。
 
ひとつひとつ手作りで作品を制作出来る利点を生かし、世の中に溢れる人気犬種を扱った犬グッズとは違って、ちょっと珍しい犬種・毛色のワン子をモデルにした作品も制作しています。
 
最も小さな犬作品は数ミリから。
本物そっくりに作った一番大きな犬でも10センチ以内のミニチュアサイズです。
表情豊かな小さいワン子たちの様々な作品をご覧ください。
気に入った子がいれば、もちろんその日の内に連れて帰れます。

あなたにとっての特別な作品を作ります。

 
ぴのきお工房の犬作品は、工房内で展示販売している作品だけでなく、お客様の愛犬をモデルにした作品を特注で制作する事も出来ます。
作品ひとつひとつが手作りなので、躯付きから特徴的な毛色や模様なども表現出来ます。
犬種名で括られることのない、あなたの愛犬がモチーフの作品に仕上げます。

あなたの想いをカタチに。


 

ぴのきお工房の作品作りは、数種の粘土をブレンドをして犬の色を作るところから始まります。
特注作品の場合は、お客様からお借りしたワンちゃんの写真を参考に制作をするので、その子本人の個性を反映させた作品やグッズに仕上げる事が出来ます。
 
お気に入りのオモチャを一緒に作ったり、よく似合う洋服を着せたり、その子をいちばん理解しているご家族のお声を反映させた、世界にひとつだけの作品を制作します。
 
モデル:船守さん家の「結衣ちゃん」

粘土作品をメインに、ポストカードなどの写真作品、その他お手頃価格の雑貨類もご用意しています。

犬に優しい空間づくり


 

ぴのきお工房の建物の1階フロアがメイン展示スペースとなっています。
 
お客様が工房内の展示をご覧頂く間、基本抱っこであれば、お連れのワンちゃんも一緒に入って頂いてOKです。
多頭飼いの方や、大型犬と一緒のお客様で、抱っこが難しい場合には、ご同行者さまとお庭でお待ち頂く事をオススメします。

ぴのきお工房のお庭は、ちょっとしたプチドッグランのようになっています。
一応、柵もありますので、リードを放して犬と遊びながら待っているのも楽しいかもしれません。
気候の良い時期には、伊豆高原の爽やかな空気の中で時間を過ごすのも気持ちがいいです。
(ノーリードの時は飼い主さまの監督の下、他のお客様にご配慮下さい。)
 

粘土作家 きのしたあや の作品世界

粘土作家の きのした あや と申します。

 
子どもの頃から美術が得意だった私は、10代の頃から粘土を触り始めました。
当初は日常の一コマを抽象化したミニマムな人形作品を作っていましたが、初代愛犬のボストンテリア 福来(ふくら)と出会い、“犬”をモチーフにした作品を作るようになりました。
 
福来と出会い、同じ時間を過ごしてゆく中で、彼女がふいに見せる愛らしい表情や仕草に、人間に訴えかけるストレートな愛情と知性を持ち合わせている事を知るようにました。
この子の発する空気感をそのまま立体的に表現したい、そんな衝動から追求が始まりました。
 
始めは “愛おしい我が子をつくる” ところから……。
 
福来と共に過ごした13年間の経験から、
犬と縁のあった人たちが我が子をどれ程大切に想うかを学びました。
 
“世界でたった1匹の、その人に愛されているこの子” を形に……。
 
福来と密な時を重ねた自分の経験が制作に生かされ、お客様の気持ちを反映した作品に出来ますように、充実した制作を目指しています。

主役は“ふくら粘土の犬”です。

 
私の作る犬は全て、ふくら粘土で出来ています。
 
数種の粘土をブレンド、混色する事により、微妙な色を作り出していきます。
このオリジナルの粘土には、“犬”という一生のテーマを与えてくれた初代愛犬「ふくら」の名前をもらい、感謝を込めて“ふくら粘土”と名付けました。
 
使う道具は、指先の感覚とお気に入りのヘラ1本。着色はせず、ふくら粘土だけで表現します。
 
 
福来をモデルに作品をご紹介します。

モデル:ボストン・テリアの福来


 

リアル犬「うちのワンちゃん手のひらサイズ」

 
どこまでも緻密さを追求した作品です。
モデルのその子本人が、そのまま小さくなったかのようなリアリティを表現していく事が拘りです。


 

デフォルメ犬

 
それぞれの犬種の持っている、それぞれの特徴をデフォルメして可愛らしく表現しています。
様々な犬種・毛色の犬を作ることを目標としています。
また、同じ犬種を同じように作っているように見えても、一体一体が手作りなので、よく見るとみんな表情が違うのもポイントです。


 

身長7mm犬

 
ヘラ1本と指で作れる限界のサイズの極小ワン子。
どんな犬種も約7ミリの身長で作ります。
 
あまりにも小さ過ぎるので小瓶に入れています。
サイズ感がお分かりになりますでしょうか。

制作の現場

 
数種の粘土を混ぜ合わせて作った粘土を、大まかな形にしたところからの作業を追ってみました。
小さな作業台をクルクル回しながら、さまざまな角度からじっくり観察して、細やかな作業で制作を行っていきます。
最終的な作品の形になるまでのイメージをご覧下さい。(白色系のワンちゃんだったので写真ではちょっと分かりづらかったですかね。汗)
 

 
 

最後の仕上げに尻尾を付けていく場面です。緊張の瞬間です。
 

 

成形が完了した作品は焼成して仕上げます。
熱で粘土を凝固させることで、犬の姿を保たせる事が出来ます。

制作協力

 
ー陶器・苔玉:きのしたようこ
主に、ふくら粘土の犬たちのステージを制作。
 
ー写真・HP制作:木下創
写真を使って、犬たちの平面作品を制作。
 
 
そして、新しく迎えた、ウッディ&リリー。